腱鞘炎を防ぐ!すぐできる効果的な予防法とセルフケア
公開日: / カテゴリ: サロンのNEWS
著者: 服部 健太(はかぜ整体院 院長・施術歴10年)
手首や指の腱鞘炎は、痛む場所によって負担のかかっている動きが違います。予防のストレッチを始める前に、自分の痛みがどこに出ているかを確かめる方法と、サポーターを上手に使うための考え方をまとめました。
パソコン作業やスマホの長時間使用、育児や家事などで手首や指を酷使すると、腱と腱鞘が摩擦を起こして炎症を起こす「腱鞘炎」
一度発症すると治りにくいため、予防がとても大切です。
今回は腱鞘炎を防ぐための具体的な方法とセルフケアをご紹介します。
1. 正しい姿勢と手首の使い方を意識する
腱鞘炎の大きな原因は、手首への過度な負担です。
・パソコンでは手首を反らさず、肘と同じ高さに保つ
・スマホは長時間同じ角度で持たず、両手で支える
・指先だけで力を入れず、手全体を使う
このように、手首や指への負担を分散させることが予防の第一歩です。
2. 適度なストレッチで柔軟性を保つ
腱や腱鞘は硬くなると摩擦が増し、炎症が起きやすくなります。
・手首をゆっくり上下に曲げる
・指を1本ずつ反らせて伸ばす
・両手を組んで前に押し出し、手首をストレッチ
1回30秒、1日数回行うだけでも予防効果が高まります。
3. 作業の合間にこまめな休憩を入れる
長時間の連続作業は腱鞘炎を悪化させる大きな原因です。
・1時間に1回は休憩を取り、手首をリラックス
・可能であれば、10分おきに1回手を軽く回す
・手首を温めて血流を良くするのも効果的
こまめな休息が、炎症を未然に防ぎます。
4. サポーターやテーピングで負担を軽減
腱鞘炎の予防には手首の安定も大切です。
市販のサポーターやテーピングを活用することで、動きを制限し、過剰な負担を防げます
。特に長時間のタイピングやスマホ操作時にはおすすめです。
5. 痛みを感じたら早めのケアを
「少し痛いけど大丈夫」と放置すると、症状が悪化して長期化します。
・作業を中断して安静にする
・冷却や温熱を症状に合わせて使い分ける
・早めに整体や専門医に相談する
早めの対応が、長引く腱鞘炎を防ぐカギになります。
【まとめ】
腱鞘炎は、毎日のちょっとした意識で防ぐことができます。
・手首への負担を減らす
・ストレッチで柔軟性を保つ
・こまめな休憩とセルフケアを取り入れる
痛みが出てからでは遅いので、予防を習慣化することが大切です。
日々の小さな工夫で、手首と指を守りましょう。
痛む場所で、負担のかかった動きを探す
手首の親指側、骨の出っぱりのあたりが痛むなら、親指を広げる・握り込む動きが重なっていることが多いです。スマホを片手で持って親指で操作する、赤ちゃんの脇に手を入れて持ち上げる。どちらも親指を外に開いたまま力を入れる形です。
指の付け根が痛む、朝に指が曲がったまま伸びにくい、伸ばすときにカクッと引っかかる。この場合は手首ではなく、指を曲げる腱の通り道に負担がかかっていることがあります。包丁やハサミ、重い買い物袋の持ち手を指先で握る時間を思い出してみてください。
手首の小指側が痛むときは、ドアノブを回す、雑巾をしぼるといった、手首をひねる動きが関わっていることがあります。痛む場所がわかると、減らすべき動作が一つか二つに絞れます。全部の動作を控えるより、そのほうが続きます。
サポーターは、つける時間を決めて使う
サポーターは手首の動きを抑えてくれるぶん、つけたままにしていると、手首まわりの筋肉を使う機会まで減ってしまいます。痛む作業をする時間だけつけて、それ以外は外す。この使い分けのほうが、手首が固まりにくくなります。
つけていても痛みが増していく、腫れや熱っぽさがある、指先がしびれる。こうしたときは、サポーターで抑えられる段階を超えているかもしれません。整形外科で一度みてもらってください。