水分不足から起こる体の不調
公開日: / カテゴリ: サロンのNEWS
著者: 服部 健太(はかぜ整体院 院長・施術歴10年)
水分が足りないと、めまいや頭痛、こむら返りなどが出ることがあります。記事の内容に加えて、自分の水分が足りているかを尿の色と回数で確かめる方法、頭痛が水分不足から来ているかの見分け方と、急いで受診したい場合をまとめました。
水分不足は、思わぬ体調不良の原因になることがあります。
特に夏は汗によって体の水分が失われやすく、気づかないうちに「隠れ脱水」に陥ってしまうことも。
今回は、水分不足が引き起こす代表的な不調と、その対策を紹介します。
まず注意したいのが「めまい」や「立ちくらみ」。
体内の水分が不足すると、血液の循環が悪くなり、脳に十分な酸素が届かずにふらつきを感じることがあります。
次に挙げられるのが「頭痛」や「集中力の低下」。
脳は水分に敏感な器官です。
脱水によって脳の働きが低下し、仕事や勉強の効率にも影響が出ることがあります。
また、「筋肉のけいれん」や「こむら返り」にも注意が必要です。
水分と一緒に失われる電解質(ナトリウムやカリウム)のバランスが崩れることで、筋肉が異常に収縮してしまうのです。
さらに、「便秘」や「肌荒れ」など、腸や肌のトラブルも水分不足が一因となります。
水分が足りないと便が硬くなって排出しにくくなり、肌には乾燥や吹き出物といったサインが現れます。
これらを防ぐには、こまめな水分補給が鍵。
1日に1.5~2リットルを目安に、喉が渇く前に少しずつ水を摂るのが理想です。
冷たい飲み物だけでなく、常温の水や白湯などもおすすめ。
カフェインやアルコールは利尿作用があるため、水分補給としては不向きです。
体からの小さなサインを見逃さず、日々の水分補給を意識することで、不調を防ぎ健康な毎日を手に入れましょう。
足りているかは、尿の色と回数でわかる
のどの渇きは、あてになりません。渇いたと感じるころには、もう足りなくなっていることが多いからです。年齢が上がるほど、渇きは感じにくくなるとも言われています。
わかりやすいのは尿です。薄い黄色なら足りています。濃い黄色や茶色っぽいときは不足の合図。朝いちばんは誰でも濃いので、昼以降の色で見てください。ビタミン剤を飲んでいると色が濃く出るので、その場合は回数で見ます。起きている間に四、五回より少ないなら、飲む量を増やしてみる目安です。
もうひとつは手の甲。皮膚をつまんで離し、すぐ戻るかどうか。戻りが遅い日は、体が乾いているかもしれません。
その頭痛、水を飲んで三十分待ってみる
午後になると頭が重くなる方で、朝から飲んだものがコーヒー二杯だけ、ということがあります。コップ一、二杯の水をゆっくり飲んで、三十分ほど様子を見る。それで軽くなるなら、水分が関わっていた可能性があります。
水を飲んでも変わらず、首や肩を動かすと重さが変わるなら、こわばりから来る頭痛のほうかもしれません。両方が重なっている方もいるので、どちらか一方と決めなくてかまいません。
暑い日に、頭痛と一緒に吐き気がある、ぼんやりして受け答えがおかしい、汗が止まった。これは熱中症の疑いがあるので、涼しい場所で体を冷やし、すぐ医療機関へ。心臓や腎臓の病気で水分の量を指示されている方は、記事の目安ではなく主治医の指示を優先してください。