デスクワーカーの肩こりを改善する5つの方法
公開日: / カテゴリ: サロンのNEWS
著者: 服部 健太(はかぜ整体院 院長・施術歴10年)
椅子の高さをモニターに合わせると、たいてい足が浮きます。椅子の高さを足元から決める理由と、休憩のたびに肩を回しても夕方には戻ってしまう理由をまとめました。
長時間の座り仕事で、肩がガチガチ…。
そんな悩みを抱えるデスクワーカーの方はとても多いです。
パソコン作業が続くと、どうしても前かがみの姿勢になりやすく、肩・首まわりの筋肉がこわばり血流が悪くなることで、慢性的な肩こりが起こります。
主な原因としては、猫背や画面の高さが合っていないこと、腕の位置が不自然な姿勢、水分不足、そしてストレスによる自律神経の乱れなどが挙げられます。
こうした日常の小さな習慣の積み重ねが、肩こりを生むのです。
肩こりを放っておくと、頭痛や吐き気、腕のしびれ、集中力の低下といった症状に発展することもあり注意が必要です。
そこで、今日から実践できる肩こり改善の方法を5つご紹介します。
1. 1時間に1回は立って肩を大きく回す
2. モニターを目線の高さに調整
3. イスの高さを調整し、腕が自然に置けるようにする
4. 水をこまめに飲み、筋肉の柔軟性を保つ
5. 寝る前に湯船につかるか、蒸しタオルで肩を温める
また、肩こりを予防するには
「動く」「姿勢を意識する」
といった日常の意識も重要です。
通勤時に階段を使う、座る姿勢を正す、軽いストレッチを習慣にすることで、肩の負担は大きく変わります。
「仕方ない」とあきらめず、まずはできることから始めて、快適な毎日を取り戻しましょう。
椅子の高さは、画面ではなく足で決める
座り方の話は上半身から始まりがちですが、土台は足裏と座面です。足が床に届いていないと、脚の重さが太ももの裏にぶら下がり、骨盤は後ろへ倒れます。倒れた骨盤の上で目線を上げようとすれば、背中は丸まったまま首だけが起きる形になります。
順番としては、まず足の裏が床にしっかりつく高さへ椅子を合わせます。届かなければ足台を入れる。箱でも構いません。そのあとで机との高さを見て、合わなければ机側か腕の置き方で調整します。
足が届いているのに落ち着かない場合は、座面の奥行きが体に合っていないことがあります。背もたれに背中をつけたとき、膝の裏と座面の先端にこぶし一つぶんほどのすきまがあるかを見てください。すきまが無いと、奥まで座れずに浅く腰かける形になります。
休憩で肩を回しても、夕方には戻る
一時間に一度肩を回しても、夕方には同じ重さが戻ってくる。これは回し方が悪いのではなく、戻る先の形がそのままだからです。縮んでいるのは胸の前側で、張っているのは背中側。背中側だけをほぐしても、前が縮んだままなら同じ形へ引き戻されます。
挟むなら、肩を回す前に胸をひらく動きを一つ入れます。椅子に座ったまま、両手を頭の後ろで組んで、肘を横へ開きながら息を吸う。十秒で足ります。そのあとで肩を回すと、動く範囲が変わっているのが分かります。
水分の話もよく出てきますが、飲む量を増やすこと自体より、席を立つ口実として使うほうが実利があります。コップを小さくすると、汲みに行く回数が増えます。