女性看護師に多い肩こり・腰痛の原因と予防策まとめ
公開日: / カテゴリ: サロンのNEWS
著者: 服部 健太(はかぜ整体院 院長・施術歴10年)
夜勤のある働き方では、同じケアをしても効き方が週によって変わります。勤務のリズムと体の戻り方の関係、そして肩と腰の両方がつらいときにどちらから手を付けるかをまとめました。
「日々の業務で肩や腰がガチガチ…。」
そんな悩みを抱える女性看護師の方はとても多いです。
患者さんの介助、夜勤での不規則な生活リズムなど、体にかかる負担は想像以上。
慢性的な肩こり・腰痛に繋がるのも無理はありません。
看護師の肩こり・腰痛の主な原因は、大きく3つあります。
1つは、
「中腰や前かがみの姿勢が続くこと。」
2つ目は、
「睡眠不足や交代勤務による疲労の蓄積。」
そして3つ目は、
「ストレスによる筋緊張や血流低下」
です。
特に女性は筋力が少ない分、身体の負担が大きく、ホルモンの影響で疲れも抜けにくい傾向があります。
これらを放置してしまうと、痛みが慢性化し、ヘルニアや坐骨神経痛などにつながるリスクもあります。
さらに、睡眠の質や集中力の低下、メンタル面への影響も見逃せません。
そこでおすすめなのが、毎日少しずつ行えるセルフケアです。
・肩甲骨を大きく回すストレッチ
・骨盤まわりの軽い体操
・湯船でしっかり温まる「温活」
加えて、靴やマットレスなどの生活環境の見直しも効果的です。
体が資本の仕事だからこそ、自分のケアを後回しにしないことが大切。今日から少しずつ習慣を変えて、痛みに悩まない体を目指しましょう。
夜勤の週と日勤の週は、同じ体ではない
同じストレッチを同じだけやっても、効く週と効かない週があります。体が回復するのは休んでいるあいだなので、眠る時間帯や長さが変われば、戻る力のほうが変わってしまうからです。
夜勤明けは、体が疲れていても興奮が残って寝つけないことがあります。ここで長く寝ようとして昼のあいだずっと横になると、次の夜にまた眠れず、疲れの持ち越しが続きます。明けの日は短く区切って寝ておき、夜にまとめて眠るほうが戻りやすいと言われています。
つらさが夜勤の週だけに偏っているなら、ケアを増やすより、その週の負担を減らすほうが当たります。重い介助を人に頼む、休憩で横になれる場所を確保する。体を整えるのはそのあとでも遅くありません。
肩と腰、どちらから手を付けるか
両方つらいときに両方やろうとすると、どちらも中途半端になります。決め方としては、痛みが強いほうではなく、日常の動作で先に困るほうから選びます。
靴下を履くのがつらい、車の乗り降りで痛む、前かがみが怖い。こうした形なら腰からです。上の棚に手が届かない、振り向きにくい、髪を結ぶのがつらいなら肩から。困っている動作が減ると、かばうための動きも一緒に減っていきます。
どちらも同じくらい困る場合は、腰から見ることが多いです。腰が動かないぶんを背中の上側が肩代わりし、その結果として肩が張っている、という順番のことがあるからです。