子育て中のママさんの肩こり予防策
公開日: / カテゴリ: サロンのNEWS
著者: 服部 健太(はかぜ整体院 院長・施術歴10年)
子育て中の肩こり対策に、温めるケアや周りの手を借りることを取り入れたい方へ。温熱パッドやカイロを授乳や寝かしつけの時間に使うときの注意と、家族に任せると肩の負担が大きく減る育児の動作をまとめました。
子育て中のママは、抱っこ・授乳・家事の繰り返しで、どうしても肩や首に負担がかかりやすくなります。
特に赤ちゃんを抱える姿勢は前かがみになりやすく、肩まわりの筋肉が緊張し続けるため、慢性的な肩こりに悩む方が多くなります。
また、寝不足やストレスも血流を悪くし、さらに肩の重さや痛みを感じやすくします。
まず見直したいのは抱っこや授乳の姿勢です。
抱っこでは腕だけで支えず、赤ちゃんを自分の体にしっかり引き寄せるように持つのがポイント。抱っこ紐の高さが合っていないと肩に負担が集中するため、適切な位置に調整するだけでかなりラクになります。
授乳中は、ママが前かがみにならないようクッションを活用し、赤ちゃんを胸の高さまで持ち上げる姿勢が理想です。
スキマ時間にできる肩こり対策も効果的です。
首をゆっくり横に倒すストレッチ、肩を大きく回す運動、胸を開くストレッチなどは30秒ほどででき、筋肉の緊張を和らげます。
授乳の前後や家事の合間、寝かしつけ後など、ほんの少しの時間でいいので習慣化すると効果が出やすくなります。
身体を温めて血流を良くすることも大切です。
湯船に浸かる時間が取れない場合でも、温熱パッドや蒸しタオルを肩に当てるだけで筋肉がゆるみます。温めることで心身ともにリラックスでき、ストレスからくる肩の力みも改善されます。
さらに、ママ自身のケア時間をつくる意識も必要です。
育児中は自分のことを後回しにしがちですが、ママの体調が整ってこそ育児もスムーズに。
パートナーに協力してもらったり、短時間でもセルフケアや整体を利用したりすることで、肩こりはぐっと軽くなります。
まとめ
子育て中の肩こりは、姿勢と疲労の積み重ねが原因です。
抱っこ・授乳の姿勢の工夫、スキマ時間のストレッチ、身体を温める習慣、そして自分のケア時間を確保することが大切。
できる範囲から取り入れて、快適な毎日を目指しましょう。
温熱パッドやカイロは、やけどと寝落ちに気をつける
肩を温める道具は手軽ですが、心地よい温度でも長く当て続けると、低温やけどになることがあります。とくに、寝不足で授乳中や寝かしつけ中にうとうとしやすい時期は注意が必要です。
貼るカイロは肌に直接貼らず、服の上から。温熱パッドはタイマーのついたものを選ぶか、寝かしつけの前には外しておきます。温めた場所が赤くなってひりひりする、水ぶくれができたときは、すぐに使うのをやめてください。
授乳中に使うなら、赤ちゃんの肌に道具が触れない位置かどうかも確かめます。肩の上に乗せるタイプは、抱っこしていると赤ちゃんの頭のほうへずれてくることがあります。
頼むなら、前かがみの時間が長い動作から
家族に手伝ってもらうとき、「少し休ませて」と頼むより、どの動作を代わってもらうかを決めておくほうが、肩の負担ははっきり減ります。
負担が大きいのは、前かがみのまま赤ちゃんを支え続ける動作です。ベビーバスでの沐浴、床に寝かせてのおむつ替えや着替え、ベビーカーのたたみと車への積み込み。どれも腕を体から離して、前に体を傾けたまま行います。
このうち一つでも毎日代わってもらえれば、それだけで一日の前かがみの時間は減ります。頼むときは、手順ごと渡してしまうと相手も覚えやすくなります。自分でやるほうが早いと感じても、肩のために手放す動作を一つ決めてみてください。